渓流釣りを始めるべき4つの理由

渓流について

渓流釣りって、興味があるけど何が楽しいの?普通の釣りと何が違うの?

教えて欲しい!!

こんな疑問にお答えしますね。

渓流釣りとは

渓流釣りとは、端的に言ってしまえば川の上流部の渓流にて行う釣りの事です。

要はこんなところで行う釣りとイメージしてもらえれば大丈夫です。

通常はもっと、里川といった町の中を流れる川で釣るのも渓流釣りと言われますが。。。。

僕が、『渓流釣り』と呼ぶのはこんな感じの山の中のきれいな川での釣りの事です。

渓流釣りの種類

渓流釣りにも実は大きく4種類があります

 ・エサ釣り
 ・フライフィッシング
 ・テンカラ
 ・ルアーフィッシング

簡単にそれぞれ紹介していきます

■エサ釣り

エサ釣りとは、その名の通りエサを使って行う釣りですね。

渓流のエサ釣りは、川虫と呼ばれる川に生息している虫の幼虫を使って釣る釣りです。川虫以外にはイクラを使ったりもします。

エサ釣りの良いのは、実際に魚が食べているものをエサとして使うので魚をだます必要が無いため釣果が上がりやすいです。また、特別な技術が必要ないのでとりあえず渓流魚を釣ってみたいと思っている人にはエサ釣りをおすすめします。

※エサ釣りも、どうやってエサを流すかは非常に重要ですw

渓流でエサを使って釣る人達を『エサ師』と呼ばれています。なんか職人感あってかっこいいですね

■フライフィッシング

フライフィッシングとはフライを使ってやる釣りの総称です。

フライとは、エサを模した毛ばりの事です。

フライフィッシングは釣り方?種類?によっても変わってきまして、『ドライフライ』『ウェットフライ』『ニンフフライ』『ストリーマー』と別れます。

非常に軽量の毛ばりを投げる釣りになるので、フライフィッシング専用の道具が必要です。また、技術の奥深さもあり知的好奇心をそそられる釣り方ですね。

あとは、やっぱり『フライやってる!』って言えるのがなんかおしゃれです。

■テンカラ

テンカラ釣りはエサ釣りとは異なりフライフィッシングのように『毛ばり』を使って釣る釣りです。一方でリールを使って投げる事は無いのでこの点でフライとは異なります。

要するにフライフィッシングとエサ釣りの中間ってことですね。

最初は非常にとっつきやすいですが、エサ釣りよりも疑似餌を使う事からいかに自然に見せるか!という技術が必要なので、テンカラを始めるならエサ釣りを最初にやって成功体験を積むのをおすすめします。

■ルアーフィッシング

私が取りつかれたのはこのルアーフィッシング!!

ルアーフィッシングは海もあるので、渓流ルアーと呼ばれる事がおおいです。

渓流ルアーフィッシングとは、主には魚の形を模したルアーを使用して釣る釣りになります。あとは、スプーン、スピナーといった金属のブレードがついている疑似餌を使って渓流魚を釣る釣り方です。

上記の釣り方と大きく違うのは、渓流魚がルアーを猛追してきて、その渓流魚にルアーを食わせるところが大きく異なります。つまり食いついた魚を釣り上げるのではなく、隠れている渓流魚をおびき出してルアーに食わせるところが大きく異なります。

ルアーフィッシングにはルアーを動かす技術、沈める技術などがあり少し初心者の方がいきなり始めるにはハードルが高く感じられるかもしれませんが、私はルアーフィッシングをおすすめします。

渓流釣りを始めるべき理由

ここからが本題です。

渓流釣り(ルアーフィッシング)を始めるべき理由はこれです

渓流釣り(ルアーフィッシング)を始め、どっぷりこの沼にはまってしまいました。

その理由は

 ・戦略的である事
 ・仮説と検証が繰り返される事
 ・論理的な理由が全てにある事
 ・冒険感ときれいな渓流魚

こんな要素が詰まった遊びであるから!です。

ゴルフと非常に似ていますので、渓流釣りをやっている方の中には経営者の方が非常に多いです。

経営者の方や起業家を目指す方たちには本当に一度はチャレンジして頂きたいです

【渓流釣りの主な流れ】は以下です

 ■ポイント選び
 ↓
 ■入渓&退渓場所を決める
 ↓
 ■川の流れと岩を見てルアーのコース取りを決めて投げる
 ↓
 ■ルアーアクションを行う
 ↓
 ■渓流が猛追してきたら、速度&アクション調整
 ↓
 ■渓流魚をキャッチ
 ↓
 ■サイズを測って、写真撮影

ポイント選び

別記事で記載をしますが、渓流釣りはどのポイントにいつ入るかで大きく釣果と呼ばれる結果が変わります。

人が先にはいった渓流に後から入ると、渓流魚は警戒心が非常に高いため、ガクっと釣果が変わります。また、前日の天候であったり水量であったりでも釣果は変わります。

そこで重要になってくるのがポイント選びです。

準備8割(結果の80%は事前準備で決まる!)という言葉がそのまま当てはまります。WEB情報と等高線MAPを駆使してここに入る!とポイントを自分で決めていきます。

また、山の中に入っていきますので、どこから入渓(渓流に入る事)してどこから退渓(渓流から出る事)するのかのルート選びも重要です。具体的なポイントの見つけ方は別途記事を書きます

入渓しやすい=競合が多い

入渓しにくい=競合が少ない

渓流釣りのポイントは皆明かさないですし、人から聞いたポイントを明かす事自体がマナー違反とされていることもあり、ありふれた情報しかないのも事実です。

最初は入りたい川の管理漁協のホームページを見て放流地域等を狙って入る事をお勧めします。

ハードルが高いように記載してしまいましたが、コツをつかめば簡単です!ただポイント選びから勝負が始まっていると思うと、準備の段階から楽しめます。ゴルフ1週間くらい前から練習場で当日のスコアを想像してワクワクする感じに似ています。

スマホで全部できるので家でも電車の中でも楽しめます

戦略的

渓流ルアーフィッシングの戦略性がどこにあるのか。下の4つです

  • 渓流の形状からどこにルアーを投げて、どう泳がせて来るのか(コース取り)
  • どの深さを攻めるのか(レンジ)
  • どのルアーを使うのか(ルアー選択)
  • ルアーをどのように動かすのか(ルアーアクション)

コース取りを間違えると、魚は食ってきませんし、ルアーを見切られて即警戒モードになってしまいます。その為、一番ルアーを見せられるコース取り。魚の性質から考えてどこを通すのか非常に重要です。

渓流魚は底に基本的についていますが、中層の反応が良いとき、表層が良いときなど、水温や水量によっても狙うべきレンジが変わってきます。それをトライアンドエラーで探りながら深さやコースを最適な状態に調整していきます

ルアーの色も結果に関係していきます。曇りはグリーン系、晴れはレッド系、ブラック系など様々です。また、ルアーの形状によっても動きが変わります。そのルアーのウェイトの位置やリップと呼ばれる口の部分の角度で動きの切れも変わります。

次に、一番テクニックが必要なトゥイッチと呼ばれるロッド操作です。これでルアーのスピードや動きを細かく調整していきます。川の流れでも変わるし、攻めたいレンジによってもロッドアクションを変えルアーのアクションを変えます。

ゴルフでいうと、どこにバンカーがあるから、どこにボールを落とすか。何番のクラブを使うのか。どのようにスイングするのかといった感じでしょうか。私もゴルフをやりますが考えている事は同じです

論理的

ゴルフと一緒で、なんで??の連続です。

・なんで、キャスティング(投げる事)が安定しないの?
・なんで、深くルアーが潜らないの?
・なんで、ルアーが泳がないの?
・なんで、コース取りがずれちゃうの?
・なんで、バラシ(魚を逃がすこと)てばっかりなの?
・なんで、川の水が少ないの?

一つ一つのなんでに仮説を立てて検証する。また、WEBにも情報が多くはないですが載っておりすべてが理屈があり非常に納得ができます。またその理屈を実践で挑戦する。しかしうまくはいかないので練習する

本当、ゴルフですw

冒険感と美しい自然&渓流魚

山の中に入り、どんどん山の上へと釣り上がっていきます。誰もいない大自然に囲まれたなか釣れる渓流魚も本当に美しいです。

急な流れから一変、こんな大自然のプールが現れたりもします。渓流魚がたまっていて、よく釣れる場所は『楽園』と呼ぶアングラーもいます。

とにかく、美しい渓流で釣りを考えながら没頭できるのは最高の癒しでもあります。こんな場所を見つけたら、秘密にしたくなる気持ちはすごくわかります。

こんなきれいな渓流魚に出会えたときには最高の達成感と高揚感がありますので、是非渓流釣りを始めてみてください。

渓流釣りはお金がかかるイメージがありますが、非常に手軽に安く始められますのでまた紹介していきます。もしハマったらどんどん芸術的な道具が沢山ありますので所有欲と知的好奇心、道具の背景にはる職人の拘りを感じてください。

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