渓流釣りをはじめたい!何をそろえればいいの?
最初は安いのでいいですよ!最低限必要な装備を教えちゃいますね
渓流釣りってなんだかお金がかかりそう!
そんなイメージが正直ありますよね。いいものを揃えればキリがないですが、実はそんなに掛からないです。
でも、ちゃんとした装備が無いと危険なところもありますので、メリハリをつけて紹介します。
渓流釣りの装備服装でも費用対効果!!これです
私が行くのはこんな渓流ですので、こんな渓流でも行ける装備&服装を紹介します!
渓流釣りは服装が大事
服装選びの3つのポイント
- 動きやすい事
- 肌を露出しない事
- 滑らない事
この3つさえ満たせれば、よっぽどの源流域の川に入る、雪が残っている極寒の川に入るなどしない限りは大丈夫です。
僕の主戦場は長野の上の方ですが、3月~9月まで基本的に1つのメイン装備で釣りしてます。
では、それぞれの理由を解説していきます
服装選びのPoint① 動きやすい事
山中の川の中を釣りながら登っていきます。時間にしたらだいたい僕はは5~8時間はずっと釣り上がっています。距離にすると数キロなのですが・・・
写真を見てもわかるように、岩がゴロゴロしています。木が生い茂っています。
だから、動きやすい事が第一です。
動きやすいとは、関節の動きを邪魔しない事!そして自分のイメージ以上に服を着たときに大きくならない事です。つまり普段着くらいの感覚でいられる服装が最適です。
服装選びのPoint② 肌を露出しない事
木が生い茂っていて、その中の獣道を通る事もあります。ヒルがいる渓流もありますし、虫がいる事もあります。
そんな中で肌が露出していると刺されたり、かまれたりと怪我をする可能性があるので肌の露出は最低限の顔周りだけです。
あとは、転んだときにも怪我しにくいので、このポイントは守って服装を選んでくださいね!
服装選びのPoint③ 滑らない事
渓流釣りは遊びですので、怪我したら台無しです。
苔が張り付いている岩の上を歩いていく事が多いので、滑らない『靴』が最も重要です。
後で、紹介しますが、靴だけはちゃんとしたモノを用意しましょう。
安くて良いもの、お金をケチってはダメなもののメリハリです。
渓流釣りのスタイル
渓流釣りには大きく2つのスタイルがあります。
- ウェーダースタイル
- ゲータースタイル
ウェーダースタイル
ウェーダーを着用するスタイルです。ウェーダーとはこんな感じの同長靴の事です。
冬の寒いときとかはいいですが、正直僕はウェーダー使わないです。
理由は
- 水が入ったら気持ち悪い
- 動きにくい
- 正直暑い
ウェーダーも選び方は色々ありますが特にここでは詳しい説明をしません。なぜなら、僕が使わないからw
最初は僕もウェーダーから入りましたが、メルカリで即売っちゃいました。
ウェーダーはどうしても体の表面積が大きくなってしまうので、膝まで川に使ったりすると水の抵抗を受けて体がもっていかれるリスクが大きくもなります。
あとは、泳いで渡りたくなる時もあるのですがウェーダーだと水が入ってしまいますので、釣行を諦めるか、ウェーダーを脱ぐか、迂回するかという3択を迫られます
だから、僕は冬でも使いません。
ゲータースタイル(ウェットスタイル)
僕の基本的なスタイルがウェットスタイルと呼ばれている、こんな感じのスタイルです。
ランニングのウェアみたいな感じで、僕の場合はランニング用のレギンスがウェットスーツに変わっただけのスタイルです。それ以外は全部ランニング用ですw
ゲータースタイルはゲーターと呼ばれるウェットスーツと同じネオプレン素材の膝から下に巻き付けるものをいいますが、正直これも僕は使わない&いらないと思っているのでここでの紹介は割愛させて頂きます。
ランニングする人はウェットスーツ(3980円くらい)を買うだけで、渓流釣り始められちゃいます!
ウェットスタイル(ウェットゲータースタイル)のメリット
このスタイルを渓流釣り初心者にお勧めする理由はこの3つです
・動きやすい&表面積が小さい ・濡れてもOK ・コスパがいい!
ズボン部分はウェットスーツになるので、体にフィットして動きやすいです。サーフィンをウェットスーツでやっている事からもかなり動きやすい事はイメージわきますよね。
獣道を通ったり、岩を登ったりする場面もありますので、自分のイメージ以上に服装が大きくなりすぎるとひっかけたりして転倒のリスクがあります。
また表面積が小さい事も、川を横切ったり、流れに逆らって登ったりするので水の抵抗が少ないこの服装で渓流釣りはリスク視点からもするべきだと思います。
『動きやすい&表面積が小さい』
これを実現できるのがウェットスタイルです。
ゲーターを履くと上記のポイントが少し損なわれるので僕は使いません。
『濡れてもOK』
これも渓流釣りには重要な要素です。
ウェーダーも濡れてもOKなのですが、水が入るとアウト!なのと、上記で書いたように『釣行を諦めるか、ウェーダーを脱ぐか、迂回するか』という3択を迫られる事があるので、ウェットスタイルを選択しています。
単純に『コスパがいい!!』
AMAZONとかで『ウェットスーツ』と調べてみてください
ウェットスーツは夏場の釣行なら、ズボンのみでいいです。購入するときはセパレートタイプにして、上と下別々のものにしてください。3980円くらいでしただけならあります。
ウェットスーツもピンからキリまで、金額ありますが目的は
- 濡れない
- 動きやすい
- 肌を露出しない
- (防寒)
であるので、ネオプレイン素材という通常のウェットスーツの素材のものでOKです。ブランド品?いらないです。目的思考主義なので正直安いのでいいと思います。
厚さは3mm か2mmにしてください。真冬の釣行から真夏の釣行まで1つでいけるので重宝します。冬は厚い方がもちろんいいので、ハマったら買ってください
他はランニングの服装でOKです!!
ランニングパンツ:速乾性のスポーツ素材なら何でもいいです(1980円)
Tシャツ:ワークマンでOK(900円)
Tシャツインナー:ワークマンでOK(1400円)
僕はこんな感じなので、服装合計:7500円くらいですかねw
PatagoniaとかDAIWAとかいろいろブランドありますが、殆ど機能変わりませんので、ブランドには惑わされないようにしてくださいね。
渓流釣りの服装・装備で最も大事なのは靴!!!
ここまで読んで頂きありがとうございます。
渓流釣りの目的はもちろん、きれいな渓流魚を釣り上げる事です。
しかし!渓流釣りは大自然で行う『遊び』です。(そうじゃない人もいるでしょうが・・・)
結果を残す為には、その日の天候、水温、他の人の入渓の有無等の自分ではコントロールできない外部環境要因があります。
そして、自分で釣果を左右する事のできるのは『道具と技術と知識』のみです
つまり、『服装』は結果に直結しません。
服装・装備は遊びという目的を必ず果たす為のリスク回避要素を補う部分です。
怪我をしてしまったら、渓流釣りはその瞬間に遊びではなくなってしまいますし、下手をすれば死んでしまう可能性もあります。このリスクを回避する重大な道具が靴です。なので、ここだけは少しお金を使ってください。
渓流釣り用のシューズの選び方
渓流釣り用のシューズを選ぶときに最も重要なのが、ソール(靴底)の素材です。
ソールの種類には
- ラバーソール
- フェルトソール
この2種類のソールがありますが、僕が紹介しているような渓流に行く際は、必ずフェルトソールにして下さい。
フェルトソールは岩のぬめりやコケに非常に強く、すべらない特徴があります。ラバーソールは岩などの凹凸があるところではめっぽう強いですが、ぬめり、コケには無抵抗に弱いです。つまり、ラバーソールは圧倒的に滑るリスクが高いです。
もちろん、下山や入渓の為に長時間歩く必要がある場合はラバーソールの選択肢もありますが、これは重量のかるいランニングシューズで補えるます。
初心者の方はフェルトソール一択になります。それ以外はお勧めしません。
渓流釣りを始めたらわかりますが、5時間釣りあがった!帰り嫌だなと思っていても、実際は10分くらいで入渓地点に戻ってしまったなんてことはよくあります。
つまり、帰りの事は大した問題ではないので、絶対にフェルトソールにして、滑り防止に全力を尽くしてください。
お勧めのフェルトシューズを紹介しますね
モンベルの沢ーシューズこれが初心者の方には一番いいと思っています。※アフィリエイトでも宣伝でもなんでもないので、安心してクリックしてください
私も実際にこれを使っていましたし、場所によってはこれを使う事が今でもあります。
モンベル 沢ーシューズが何故おすすめか
指先の先端が、ラバーで補強されており、つま先の怪我から守ってくれます。これは結構重要で安いフェルトソールの靴だと、ここが考慮されていなくてつま先を岩にはさんだり、ぶつけたりしてけがをする可能性があります。
足にフィットする、ソックスタイプのシューズである事もお勧めです。初心者だとどうしても川底のイメージができない事で滑ってしまうなんてこともありますが、ソックスタイプでかなりフィットするので、川底の凹凸や落ち込みなどでも対応しやすいです。
また、グリップを効かせるときも、足の裏のような感じで岩をつかめるので、安心感を感じられると思います。足袋みたいなイメージです。
ソールはしっかり厚みがありますので、薄くて足が疲れて歩けなくなるなんてことはありませんのでご安心ください。
デメリットもちょっと書いておきます。
ソールの交換ができないため、2年くらいで買い替えになります。その為コスパが悪いと言われていますが、2年間渓流釣りをしていたら、おのずと良い靴や自分のメインの渓流に合わせた靴が欲しくなると思いますので、この点は全くリスクではないと思います。
写真をみてもわかるように、ちょっと踵部分が減っています。まだ使えますがそろそろ買い替えかなと思っています。2年間つかってますし、使用頻度はまぁまぁ
価格は7000円弱なので、さすがモンベルといった感じです。2年間使い続けても全然壊れなかったですよ。
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